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Q7 「管理費」「修繕積立金」って何のために集めるのでしょうか?

 管理費は「日常の管理」として、共用部分の電気代、水道代、保険料、管理会社への委託費などに使われています。
 修繕積立金は「特別の管理」として、大規模修繕のような計画修繕や不測の事故などによって生じる突発的な修繕工事に備えて貯めておくお金です。

 このように、「管理費」「修繕積立金」、いずれもマンションに住む上ではどうしても必要になるお金です。
 マンションには、「専有部分」と「共用部分」という部分があります。一戸建てでいえば、専有部分は「家の内部」、共用部分は「外壁や庭」といったイメージで捉えてください。
 家の中は綺麗にするけど、屋根や外壁、門塀の修繕、庭の掃除や植栽の手入れを一切しないとどうなるでしょうか。
 こういった、家の中以外の修繕や手入れに必要なお金が「管理費」「修繕積立金」ということになります。別の視点から見れば、マンションだからと言って自分の家の中だけを綺麗にすれば良いというものではなく、一戸建てと同様に外側を綺麗にするお金はかかるということです。それを一戸建てのように家族だけでするか、大勢の人でするかの違いです。

 良好な住環境を維持する為にも、組合員全員が協力し合うことが大切です。