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Q1 マンションの外壁やタイルが剥落し、損害を与えてしまった場合、誰が責任を負うのですか?

 原則として管理組合が責任を負う事になります。
 ですが、その剥落が工事の欠陥などにより発生したような場合には、管理組合は原因を作った施工業者などに求償及び補修を求めることができます。また、保険等に加入している場合には、保険金を請求できる場合もあります。

 マンションの場合には、規模も大きく高さもあるので、剥落等が発生すると非常に危険です。老朽化には特に注意し点検すること。保険の加入など万が一に備えること。十分気を付けてください。

 なお、マンションの外壁については、建築物の定期報告制度でも「手の届く範囲を打診、その他を目視で調査し、異常があれば全面打診等により調査し、加えて竣工、外壁改修等から10年を経てから最初の調査の際に全面打診等により調査」するようにと平成20年4月1日以降から厳格化されています。